いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(与那国小唄(よなぐにこうた))■

◆波にポッカリ浮く与那国は、唄と情のパラダイス(m166)◆

 

◎収録アルバム: 沖縄民謡名選集 等

♪『与那国小唄』の歌詞
波にポッカリ 浮く 与那国の
島はよい島 無尽の宝庫
唄と情の 唄と情の パラダイス
ソレサッサ コレサッサ
与那国良い島 情け島
サーノ サッサー

 

♪私が魅了されるキーワード
初めて聞いた時から『与那国小唄』に魅了されている私です。私が魅了されるキーワードを書き出してみました。

 

♪◆キーワード1◆「波にポッカリ浮く」(1番)
・「どなん(渡難)」とは、昔の与那国島の呼び名で「渡る事が難しい絶海の孤島」という意味です。

・しかしながら「波にポッカリ浮く 与那国の~」と歌うと、断崖絶壁に囲まれた絶海の孤島も本当は「唄と情のパラダイスなのだ」とわかり、何か嬉しくなってきますネ。

 

♪◆キーワード2◆「島の娘の情けに伸びて」(2番)
・島の娘の情けで、何が伸びるのか?それは稲穂です。そして、年にお米が二度とれる、与那国島二期作なのです。

与那国島は、水と土壌と恵まれています。また、風が強い島にもかかわらず、風を遮る宇良部岳などがあり、二期作ができるそうです、素晴らしいですネ。

・ティンダバナの高台から見た祖納集落、左側になんた浜も見えます。

♪◆キーワード3◆「夕日幕れゆく波多の浜に」(4番)
・祖内集落の目の前に広がる浜辺が「なんた(波多)浜」です。「遊泳禁止」もあるのでしょうが、私が行って時にはほとんど人もおらず、遠浅の彼方まで砂模様が見える程、透きとおっていました。

・女性的な感じのする夕暮れの「なんた浜」は、「恋し乙女の与那国小唄」「いつか更けゆく島の夜」でした。

 

♪◆キーワード4◆「一度おいでよ 与那国島へ」(3番)
◎行ってきました与那国島へ!◎
・公民館で「八十五歳のお祝い」を見ている時に、おすそ分けで飲んだハナ酒。
・夜中にトラックに乗って「ヤシガニ採り」に行った事。
・島の結婚式に参列(?)した事。 などなど…
とても楽しかった与那国島の旅が、ハナ酒の匂いとともによみがえってきます。

 

♪『与那国小唄』の作者は
『与那国小唄』が「沖縄民謡」と記載されている場合がありますが、作者不明の「沖縄民謡」ではなく、下記が作者との事です。
・作詞:島の女子青年団(宮良泰平氏補作)
・作曲:奥平方秀氏
『与那国小唄』が素晴らしい歌で、皆に愛され歌われているので「沖縄民謡」扱いされているのかと、私は考えております。


www.youtube.com

・与那国小唄(2分52秒)
・「波にポッカリ浮く 与那国の~」レトロでのんびりとした、とてもイイ唄です。
・曲:与那国島の民謡 歌:津嘉山京子、饒辺愛子、津嘉山笑美子