■文化祭で歌いたい、バンド名は『カンカラ』(高校生編 2 of 4)
♪「高校の文化祭で歌いたい」と集まった三人組
・「高校の文化祭で歌いたい」と、集まった三人とサポートメンバー達。バンド名は『カンカラ』。今から考えると「Deep・Pink」とか「パープル・風呂井戸」とか「レッド・ツッパリヤン」などのカッコ良くて、インパクトのあるバンド名にすれば良かったと、悔やまれます。
・そして、何と『カンカラの演奏曲は、すべてオリジナル』(スゴイ!)。三人とも、オリジナル曲を作る才能にあふれておりました。普通のアマチュアバンドは、コピー曲80%、オリジナル曲20%くらいだと思いますが、繰り返しますが『カンカラの演奏曲は、すべてオリジナル』でした。
♪自分達の音楽にいきがっていた『カンカラ』
・アマチュアバンドは、コピー曲をやる事で演奏能力やハモリやアレンジなど、勉強になる事がたくさんあります。今から考えれば、メニューの三分の一くらいはコピー曲を散りばめて「客寄せ」「みんなで歌おう」をやれば、もっと聞いてくれるお客さんが入ったかもと、悔やまれます。
・『カンカラ』は、自分達の音楽の世界にいきがっていて、聞いてくれるお客さんの事まで気がまわらなかったのだと思います。曲の出来はともかく、三人がオリジナルを量産できた事が、良かったのか悪かったのかは、わかりません。
♪結果⇒お客さんの入らない(寂し~い)コンサート
・結果として、あまりお客さんは入りませんでした。しかし、文化祭当日を目指して、教室で夜遅くまで試行錯誤した音作りは、人生で初めての「音楽を深く探求する楽しい時間」でありました。
・文化祭が終わってからライブ音源を集めて『カンカラ・フォーエバー』というテープを作り、何度も何度も繰り返し聞いていた自分を思い出します。
・マラカス娘(4分48秒)
・70年代の学校生活、ドタバタ・カップルの歌です。
・作詞・作曲:南風まさひこ