■独唱に選ばれる(小学生編 1 of 4)
♪市内の小学校の音楽会で独唱に選ばれる!
・独唱の少年が歌います「一人ぼっちの夏休み、どこにも行けない僕だった。悪い病気を治す為、ベットで過ごした夏休み」。合唱隊がそれに答えて歌います「海から便り送ります…」「山から便り送ります…」。合唱隊は、クラスメート役で、病気の少年を慰める為、旅先から便りを送ってくれたのです。
・独唱のボーイ・ソプラノは「何と私です」。理由はわかりませんが、音楽専科の先生に、独唱をするように言われたのです。勉強のできる方でなかった私は、独唱に選ばれた事が、内心とても自慢でした。
・最初は、私だけでしたが、一人ではボリューム不足だったのか、最終的には三人で独唱のパートを歌う事となりました。生まれて初めてステージで歌う九歳の少年は、言われた通りに歌うのが、精いっぱいだったと思いますが、とても晴れやかな気持ちで歌ったと、思います。
♪「ステージに立つ」「独唱で歌う」生まれた初めてずくしだった音楽会
・市内の小学校が、一同に集まっての音楽会です。いろいろな歌や器楽合奏が演奏され、それは楽しい音楽会だったと、思います。今は、ステージの前の方に三人で立ち、先生の指揮に合わせて歌う私が、おぼろげに思い出されます。
・ステージに立つ事も、独唱で歌う事も、生まれた初めての大きな経験でした。この経験が「私が音楽を大好きになる」最初のきっかけとなった事は確かです。
・歌えバンバン(2分33秒)
・山本直純先生作曲、元気の出る合唱曲の定番です。
・作詞:坂田寛夫 作曲:山本直純 演奏:東京放送児童合唱団