いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(早く家へ帰りたい(S&G))■

◆心休まる 音楽が流れる 愛が待っている 僕の極上の場所へ(m072)◆

♪「次の街への切符を手に 駅のホームに座っている」。サイモン&ガーファンクルの3rdアルバム「パセリ、セージ、ローズマリー アンド タイム」(1966年)の4曲目『早く家へ帰りたい』です。ポール・サイモンのイギリスでのロード生活時代を、見事な詩と曲で表現した名曲です。

♪「ワンナイト・スタンドの旅 スーツケースとギターだけが 旅の友」。ロード生活は、ロンドンを起点として、縦長のイギリスを列車で行く、地方巡業です。いっしょに行く友は、スーツケースとギターだけです。

♪「ワンマン・バンドのあしらわれ方は どこも同じ」。無名のアーティストは「歌わせてもらえるだけで良し」です(ナニガシかのお金が手に入ります)。アマチュアの下積み生活。「音楽は僕の命」と心に強く思っても、将来への不安はぬぐえません。

♪「すべての言葉は僕に跳ね返ってくる 凡庸な色合いを帯びて」。気持ちを奮い立たせて、ステージに立ち、心を込めて歌います。しかし、言葉は舞い戻ってきます、パラパラの拍手と共に。

♪「早く家に帰りたい これが 家に帰る旅だったらいいのに」。「これがロンドンへ帰りの旅だったら、キャシーに会えるのに」。恋人キャシーへの強い想いが、この名曲を生みました。

♪「あの 心休まる 音楽が流れる 愛が待っている 僕の極上の場所へ」。「キャシーの元へ、僕の極上の場所へ」。車窓に映る、イギリスの田舎風景は、どこも同じに見えます。身も心も疲れるロード生活です。

アメリカでの「サウンド・オブ・サイレンス」の大ヒット。プロデューサーのトム・ウィルソンは、ギター伴奏だけだった原曲に、手を加えます。エレキ、ドラム、ベースを重ね「フォーク・ロック」にリメイクし、それが大ヒットとなったのです。

♪「勝手にオリジナルに手を入れられた!」と、ポール・サイモンは、激怒しました。しかし、アーティストのサクセス・ストーリーには「キラめくような偶然」が、あります。「サウンド・オブ・サイレンス」が「フォーク・ロック」に生まれ変わり、大ヒットしなかったなら、ポールは、自分が諦めるまで、イギリスのロード生活を続けていたでしょう。

S&G_Best

サイモン&ガーファンクルベスト・アルバムのジャケットです。


Paul Simon - Homeward Bound - Live on Skavlan | SVT/NRK/Skavlan

◎曲の生まれた背景を語るポール・サイモンが見れます。(歌もとても味があります)


26_ON MY MELODY

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。