いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(アイ・アム・ア・ロック(S&G))■

◆僕は 岩だ、僕は 島なんだ(m052)◆

♪「ある冬の日 深くて暗い 12月 僕は 一人ぼっち」。サイモンとガーファンクルの、セカンドアルバム「サウンド・オブ・サイレンス」の「アイ・アム・ア・ロック」です。アルバム発表時、ポール・サイモンは、24歳でした。

♪「僕は 壁を築いた どんな攻撃にも 破られない壁を」。ポールは、壁の中に閉じこもり、壁の外の人に向かって、狂おしく、猛々しく、歌います。一体、何がポールをここまで追い詰めたのか、具体的な事はわかりません。この曲を初めて聞いた中学生の時、私はイジメにあっていたので、この歌が、深く心に突き刺さりました。

♪「友情? 苦痛なだけだ 苦笑と 愛らしい軽蔑の対象さ」。ポールは、友情まで否定します。「愛なんて語るな」とも歌います。失恋、イジメ、学業不振、容姿のコンプレックス、など等、若い魂は、過敏に反応し、その「生き地獄」から、なんとか逃れようとあがきます。

♪ポールのように、壁を築く若者も多いと思います。その壁も材質・強度・高さ等は人によって違います。一時避難の場所として使ってもいいのかと、思います。しかし、いつかは壁の外へ出なくてはいけません。

♪「僕は 岩だ、僕は 島なんだ(I Am A Rock)」。最後に、ポールは「僕は 岩だ、僕は 島なんだ」と言い切ります。「断絶宣言」です。ここまで、キッパリと歌われると、聞く人は「自分の今の気持ちを、代弁してもらった」様で、何かスッキリします。私も、歌に合わせて「I Am A Rock」と、大声で歌いました。

♪「死中に活を求める」「身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ」。状況はどうであれ、昔の人も、現状打破のことわざを残しています。長い人生、いつ極限状態に置かれるかわかりません。それは「人生の試練」であり「人間としての成長のチャンス」かもしれません。

ポール・サイモンは1941年生まれなので、今年77歳です。精神的に不安定になり、病院に行ったりもしました(ポールは、この事も歌にしています)。しかし、しっかり生き抜いて、今でも、相棒のガーファンクルとステージに立って、あの素晴らしいハーモニーを聞かせてくれます。私は、二人の姿をいつも「素敵だな~」と思いながら、見入ってしまいます。

Sound of Silence

サイモン&ガーファンクルのセカンドアルバム「サウンド・オブ・サイレンス」です。


透きとおる沖縄

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。