いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(ツイスト・アンド・シャウト(ビートルズ))■

◆OKテイクをもらう為には(m032)◆

♪「シェイクだ!ベイビー! ツイストしながら、叫ぼう!」

ビートルズのデビューアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」の最後のナンバー「ツイスト・アンド・シャウト」です。コンサートでは最後、時には頭に歌って、お客さんの乗りを誘いました。

♪「君のツイストは最高だ!ハニー! もっと僕のそばにおいでよ 君はもう僕のものだ」

・しかし、アルバム版では、最後の「ヘーーイ」の後に「ため息」とも「うめき声」もつかぬ声が、結構大きく入っています。私は、これはメインボーカルのジョンの声で「終わったー!」「疲れたー!」が無意識になって出たもの、と思っています。

♪アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」:一日で14曲を録音

・一日で14曲を録音する。仮に、テイク3でOKになったとしても「ツイスト・アンド・シャウト」の録音までに、40曲近く歌った事となります。時間も深夜になろうとしています。プロデューサーのジョージ・マーティンからOKテイクをもらう為に、メインボーカルのジョンもメンバーも必死です。

 

♪『ツイスト・アンド・シャウト』は、最後に録音する

ビートルズは、当初からの「ツイスト・アンド・シャウト」を録音する事を決めていました。そして、最後に録音する事も決めていました。理由は、この曲を歌うとジョンの声が潰れてしまい、ヘタをすると以降の録音ができなくなってしまうからです。

 

♪「アー」コーラスのハーモニーキープ、結構難しい

・『ツイスト・アンド・シャウト』の中間とラストの「アー」のコーラスは、7thコードコードです。「アー」と伸ばしながら、コーラスが加わってゆく、ハーモニーをキープし続けるのは、結構難しいです。素人バンドでも、ビートルズコピーバンドでも、ここをバッチリ決めれるかどうかで「そのバンドの実力がわかる」と、私は思います。


♪ラストの「アー」コーラスもバッチリ決まり、長がーい14曲録音の一日が終わりました

・『ツイスト・アンド・シャウト』、ラストの「アー」コーラスもバッチリ決まり、思わず、ジョンのうめき声。ジョージ・マーティンからOKのサイン。ビートルズの4人の心が一つになって勝ち取ったOKテイク。長がーい14曲録音の一日が終わりました。

Live_at_BBC

ビートルズ「Live at BBC」のアルバムです。もちろん「ツイスト・アンド・シャウト」も入っています。


恋なんて

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。