いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(静かなビートル「ジョージ」逝く3)■

◆静かなビートル「ジョージ」逝く3(m0009)

♪ヒット曲「恋を抱きしめよう」「サムシング」「ヒア・カム・ザ・サン」とジョージのワザ!♪

♪「恋を抱きしめよう」:【サビの3拍子は、ジョージのアイデア
・曲のサビまで作ったポールは、サビから曲の頭に戻ってくる部分に悩んでいました。そこでジョージが「サビの後半を3拍子にしたら」というアイデアを出し、ビートルズ4人が「OKそれで行こう!」となり、あの大ヒットとなりました。
・あのサビの印象的な3拍子がなかったら、この曲はあそこまでヒットしなかったと私は思います。


♪「サムシング」:【サビの転調、大成功例】
・「サムシング」は、ハ長調(#、♭無)で始まりますが、サビはイ長調(#3つ)に転調し、最高の盛り上がりとなります。そして、サビが終わったら、またハ長調へ戻ります。
・「サビを盛り上げたい」は、曲を作る人の共通の願いですが「言うは安く、行うは難し」なのが「サビの転調」です。ミエミエで「ハイ!今転調しました」は、すぐ見抜かれてしまいます。
・今では、スタンダード・ナンバーの仲間入りをした「サムシング」は、サビの転調、大成功例です。


♪「ヒア・カム・ザ・サン」:【8分の6拍子が、この曲に「グッド・ビート」】
・この曲は、4拍子で始まりますが、1番、2番の最後は8分の6拍子を挟んで、曲の頭に戻ります。とても、自然に挟まれているので、変拍子(拍子が変わる事)したとは感じません。
・聞く人が「今は何拍子かな?」「つながりが悪くて。ズッコケたり」は、演奏技術にもよりますが、曲の作りがイマイチなのかもしれません。
・この曲の8分の6拍子は、曲を巡航速度まで心地良く導く「グッド・ビート」です。
ジョージの作曲のセンスとビートルズの演奏の素晴らしさが光る一曲だと、私は思います。


♪ジョージは「アルバム1枚につき2曲まで(?)」
・ポールやジョンの様にヒット曲を量産できないジョージは「アルバム1枚につき2曲」という暗黙(?)のルールがあったようです。しかし、
ビートルズ中期から、ジョージの曲がシングル・カットされ、ヒットするようになりました。
・最後はポールも認めるヒット・メイカーに「ジョージは大きく成長」しました。「めでたし、めでたし」です。

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◎「サムシング」「ヒア・カム・ザ・サン」が入ったアルバム「アビーロード」です。


KOCOROの忘れ形見

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■いつも音楽といっしょ(静かなビートル「ジョージ」逝く2)■

◆静かなビートル「ジョージ」逝く2(m0008)

♪映画「ハード・デーズ・ナイト」での妻パティとの出会い

ビートルズは「ハード・デーズ・ナイト」「ヘルプ!」「マジカル・ミステリー・ツアー」「Let it be」の、4つの映画(TV番組含む)に出演しています。「ハード・デーズ・ナイト」でジョージは、後の奥さん(パティ・ボンド)と、出会っています。


♪映画「ヘルプ!」での「インド音楽」「瞑想」との出会い
「ヘルプ!」のインド料理店の撮影で、ジョージは料理店にあったインドの民族楽器「シタール」に興味を持ちます。これをキッカケにジョージは「インド音楽」「瞑想」に、本格的に取り組む事となります。これが高じて、ジョージは、ビートルズの4人と家族、友人達をインドでの修行にも誘います。


♪「瞑想」と「マントラ
「瞑想」は、日本の座禅に似ていますが、決定的な違いは「マントラを唱えるかどうかです」。「マントラ」は、師(グル)が、修行が終了した弟子に教える固有の響き(言葉)です。「瞑想」では、目をつぶり「マントラ」を繰り返し唱え、深い「瞑想」に入ってゆきます。 



♪映画「ヘルプ!」・ジョージの演技<1>【イギリスのストーン・ヘッジ】
イギリスのストーン・ヘッジで、戦車に守られながら「♪アイ・ニード・ユー」の録音。メインボーカルのジョージが、やたらと上を気にしています。どうやら、録音中に雨が降り出したようです。録音スタジオに雨が降る?この曲は、野外録音なので、ジョージは、雨で体や楽器が濡れないか心配して、上を気にしていたのでした。



♪映画「ヘルプ!」・ジョージの演技<2>【南の島バハマ
南の島バハマでの撮影。海岸で、ビートルズは「♪アナザー・ガール」を演奏しています。曲の映像には、さまざまなカットが織り込まれました。その一つに「ジョージのギターテクニック」があります。一連のギターフレーズを弾きながら、合間をぬって、石を海に投げるというジョージのギターテクニックです。私は、見た目より難しいテクニックではないかと思っています。

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◎映画「ハード・デーズ・ナイト」サウンド・トラック「ハード・デーズ・ナイト」です。


YouTube紹介動画

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■いつも音楽といっしょ(静かなビートル「ジョージ」逝く1)■

◆静かなビートル「ジョージ」逝く1(m0007)

ジョージ・ハリスン、58歳の若さで逝く

2001年11月29日、元ビートルズジョージ・ハリスンが、58歳の若さで死去しました。死因は、がんでした。以前に、肺がんの手術をした事、がん再発の噂は聞いていたので心の準備は、していたですが(ニューヨークで、ジョンが射殺された時の落ち込みが、激しかったので)。


♪ポールとリンゴ、ジョージの病室で号泣
『ジョージ余命一週間。ポールとリンゴ、ジョージの病室で号泣』との新聞記事を読み、『そんなに早くジョージの命を奪って行くのか!』と驚きと憤りが渦巻き、整理がつかない内に、この悲報に触れたので、予想通り「落ち込み状態突入!」と、なってしまいました。


♪『静かなビートル』ジョージ・ハリスン
ジョージは『静かなビートル』と呼ばれていました。ステージでは、ジョンやポールより、一歩下がった位置でリードギターに専念し、コーラスになると前に出て、ジョンやポールとハモっていました。ジョージの謙虚な立ち位置、振る舞いが『静かなビートル』の由来かと思います。

 

ジョージ・ハリスンは「とても親切でユーモアのある人」
ジョージの人柄について「とても親切でユーモアのある人」と、周りの人は評しています。ビートルズのアルバム「ホワイト・アルバム(2枚組み)」の中の、ジョージ作曲の「ピッキーズ」。チェンバロ弦楽四重奏団と上品な曲ですが、実は「泥まみれの豚の歌」というユーモアのある風刺曲。アルバム「リボルバー」の「タックス・マン」も、乗りの良い(?)「税金泥棒」の風刺曲です。

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◎「タックス・マン」が、入っている「リボルバー」のアルバム・ジャケットです。


透きとおる沖縄<ショート・バージョン>

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■いつも音楽といっしょ(初めて買ったシングルレコード4)■

◆初めて買ったシングルレコード4(m0006)

 

♪小学生には「Let it be」の意味がわかりません?
初めて買ったビートルズの「Let it be」ですが。小学生には英語の「Let it be」の意味がわかりません。レコードの歌詞カードには「なるがままに」と書いてありますが。「なるがままに」ウ~ン、小学生には、わかったような?わからないような?

 

♪「なるがままに」「深く悩まないように」とのアドバイス
「なるがままに」。ポールは、この賢い言葉を「聖母マリア様が下さった」と、歌っています。バンド解散の危機に悩むポールに「なるがままに」「深く悩まないように」と、アドバイスを下さったようです。


ビートルズより、他メンバーとの活動が盛んな四人
その頃のメンバーは、自作アルバム作成、他バンドとのセッション、映画出演 等、ビートルズメンバーとしてより、他での活動が活発でした。ジョージは「他のバンドとの楽しいセッション後、ビートルズに戻のは、気が重かった」と、発言しています。

 

ビートルズ解散!ファンは、現実を認めるしかありませんでした
ビートルズは「ポールの脱退宣言」「裁判沙汰」等を経て、解散となってしまいます。映画「Let it be」を何度も見ているファンは、悲しいけれど現実を認めるしかありませんでした。ジョンは「ただのポップ・グループが解散しただけだ。世界が終わったわけではない。懐かしがりたかったら、レコードを聴けばいい」と、ジョンらしい発言をしています。


♪独立した後も、ファンを裏切らなかった四人組
しかし、20世紀最大の才能を持った四人組です。独立した後も「Band on the RUN」「イマジン」「マイ・スイート・ロード」等の名曲を世に出し、ファンを裏切りませんでした。今では、「Let it be(なるがままに)」は、あの時点では、賢い言葉だったと考えられます。

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◎「Let it be」が、入っている「Let it be」のアルバム・ジャケットです。


思い出モード人生

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■いつも音楽といっしょ(初めて買ったシングルレコード3)■

◆初めて買ったシングルレコード3(m0005)

 

♪アルバム「Let it be」は、爆発的に売れました

ビートルズの「Let it be」は、アルバム作成過程を映画化するプロジェクトだったので、「アルバム」「映画」共に完成し、爆発的に売れました。前回書いた「レコーディング・スタジオの屋上でのコンサート」は「ルーフトップ・コンサート」と名付けられ、今でも、YouTubeで見る事ができます。

 

♪「無許可コンサート」と警察官の対応
さて「レコーディング・スタジオの屋上での無許可コンサート」の、会場(屋上)に来た警官二人は、どうなったのでしょうか。まず屋上入口に、マル・エヴァンス (ビートルズの付き人)が、両手を広げ、体を張って、警官を屋上に入れません。また、警官も強行に屋上に入ろうとはしませんでした。


♪マル・エヴァンスに、警察官は何と言ったのか?
両者が話しをしているのは、映画にもはっきり写っていますが、何を話しているのかまではわかりません。推測では「音を小さくしろ」「演奏を止めろ」とは言いましたが、「ビートルズを逮捕する」とまでは、言わなかったようです。しばらくすると、警官は下へ降りて行きました。


♪リンゴは「ドラムから引きずり下ろして、逮捕して欲しかった」と
リンゴは、そのまま戻ってゆく警官を見て「ドラムから引きずり下ろして、逮捕して欲しかった」と、言っていました。リンゴがドラムから引きずり下ろされ、手錠をかけられるシーンが映画にに写り込んだら、面白い絵(?)になると同時に「話題騒然」になっていたと思います。


♪「Let it be」の最後の製作ミーティング
その何ヶ月か後、このレコーディング・スタジオで「Let it be」の製作ミーティングが行われました。これが、四人が集まった最後のミーティングとなりました。ジョンもジョージも天国に行ってしまった今となってはもう「全員集合」は、叶わぬ夢となってしまいました。

let it be

◎「Let it be」が、入っている「Let it be」のアルバム・ジャケットです。


エスケリ・スコ(どうもありがとう)

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■いつも音楽といっしょ(初めて買ったシングルレコード2)■

◆初めて買ったシングルレコード2(m0004)

 

♪買ったけれど「Let it be」の意味がわからない
初めて買ったビートルズの「Let it be」ですが。まず小学生には「Let it be」の意味がわからない。そもそも、英語自体がわからない。後年、日本のオフコースファンの後輩は、この曲が「LP」「LP」と歌っているとズーッと思っていたと告白され、思わず赤面してしまいました。

 

♪「Let it be」と「Get Backプロジェクト」
「Let it be」は、ビートルズの「Get Backプロジェクト」から、生まれた曲です。「Get Backプロジェクト」は、1)ビートルズの音作りを映画にしてファンに見てもらおう 2)ギクシャクしているビートルズというバンドを、元に戻したい(Get Back)という2つの意図があったのですが・・・。

 

♪エンディングは「ルーフトップ・コンサート」
「ポールとジョージの言い合い」のシーンが、映画に写り込んでしまったり。映画の目玉として、完成させた曲でビックコンサート開催予定が、4の意見が合わず「レコーディング・スタジオの屋上での無許可コンサート開催」と、大幅にショボくなってしまいました。


♪「無許可コンサート」に警察が介入
リンゴが「ビートルズ4人で演奏を始めれば、バンド内のイザコザなど吹っ飛んで最高の演奏ができるのさ」と、言っています。さすが、ビートルズ、場所など関係なく4人の生演奏は最高で「ファンには涙もののコンサート映像」となりました。その時、屋上に上がってきた二人の黒服男。そう、警官が演奏を止めに来たのです。さー、ビートルズは、演奏を止めさせられ、逮捕されるのか?次回をお楽しみに。

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◎「Let it be」が、入っている「Let it be」のアルバム・ジャケットです。


本当に、君だけを

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■いつも音楽といっしょ(初めて買ったシングルレコード1)■

◆初めて買ったシングルレコード1(m0003)

 

♪初めて買ったレコードやCDを覚えていますか?
みなさんは、初めて買ったレコードやCDを覚えていますか?私は、小学校5年の時でした。髭モジャのおじさんが「Let it be」と、訴えかけるような眼で歌う、テレビのCMを見た途端「あっ!」と痺れました。

 

♪生まれて初めて買ったシングルは、ビートルズの「Let it be」
次の日、生まれて初めてのシングルレコード、ビートルズの「Let it be」を買いました。今まで、ビートルズを知らなかったわけではありません。新しもの好き(?)の、母といっしょに「ビートルズ日本公演」を、テレビで見たのは、小学校に上がる前でした。

 

♪「Let it be」は、その後の音楽人生のホームベースとなりました
「一目惚れ」これも、相手を見た途端「体に電流が走り、感電死」程のインパクトがありますが。ビートルズの「Let it be」を買った事は、その後の音楽人生のホームベース獲得ほどの、インパクトがありました。なぜなら、その後、そして今もビートルズを聞き続けているからです。そして、ちょっと一杯の浮気はしても、いつも古女房(?)のビートルズの所に、戻っている忠犬ハチの私になったからです。

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◎「Let it be」が、入っている「Let it be」のアルバム・ジャケットです。


おやすみコークン

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