いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

◆いつも音楽といっしょ<夢(ドビュッシー)>(m086)

■音楽専修に進路変更(大学生編 2 of 5)

 

♪「音楽専修」に変更⇒「卒業するのに五年かかる」が条件

・私が進学した教育学部小学校教員養成課程は、専修制度がありました。「国語専修」「社会専修」「音楽専修」などがあり、選んだ専修の中学校教員養成課程の専門性の高い授業も、受講できる様になります。

 

・私は、年度の途中から「音楽専修」に変更を願い出ました。専修の変更は許可されましたが「卒業するには大学五年までかかる」が条件となりました。

 

♪中学校教員養成課程の学生の実力にビックリ!

・さっそく「ヤルゾー!」という意気込みで、中学校教員養成課程の「ピアノ」「歌」「作曲」等の授業を、受講させてもらいました。中学校教員養成課程の方々は、大学受験の際に「ピアノ」「歌」の実技試験に合格していますので「バッハ」「ベートーヴェン」、果ては「ドビュッシー」まで「ポロ、ポロ」と弾いてしまう方々でした。

 

・中学校教員養成課程の女の子に、目の前で、あの有名「月の光」が入っている、ドビュッシーの「ベルガマスク組曲」を弾いてもらった時には、度肝を抜かれたような驚きと感動で、目がまわりそうでした。

 

♪二十歳からのピアノ⇒「指が動かない」「左手、右手が同時に動かない」…

・大学には「ピアノ室」が15部屋程あり、誰でも自由に練習する事ができました。私は、ほぼ毎日通ってバイエル(一番最初の教則本)の第一番の曲から、練習を始めました。

 

・ピアノの授業は経験豊富な女の先生で、音楽専修の学生に対してはレベルに合わせて指導をしてくださり、とても助かりました。しかし、当たり前の事ですが、二十歳からピアノを始めた私の前には「指が動かない」「左手、右手が同時に動かない」等の、困難が立ちはだかりました。

f:id:tms4467:20210404165833j:plain

ドビュッシーは、ラヴェル、サティらと共に印象主義音楽を完成させた大巨匠です。


www.youtube.com

・夢(4分49秒)
羽田健太郎さんの夢心地にしてくれるピアノ演奏です。
・作曲:ドビュッシー 演奏:羽田健太郎