いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(エーゲ海の真珠(ポール・モーリア))■

◆「イージーリスニング」は、ポピュラーとクラッシックの良い所どり(m120)◆

 

♪「恋は水色」の大ヒットとポール・モーリア・グランド・オーケストラ

日本にポール・モーリア・グランド・オーケストラの名を知らしめたのは「恋は水色」の大ヒットでした。「恋は水色」のメロディーが、ピアノ・チェンバロ・ブラス・重厚なストリングスなどで、多彩に展開されてゆきます。伴奏も、ストリングスだけでなく、12弦ギター・エレキベース・ドラム、タンブリンまで使われています。この地良いサウンドが、世界中そして日本でも受け入られ、大ヒットしました。

 

♪「イージーリスニング」は「癒し系の音楽」として日本で一大ブーム

このポピュラー音楽とクラッシック音楽の良い所どりの新しいジャンルは「イージーリスニング」と呼ばれました。その名の通り肩の力を抜いて聞ける、今でいう「癒し系の音楽」として日本で一大ブームを巻き起こしました。

 

♪「イージーリスニング」で一番人気は、ポール・モーリア・グランド・オーケストラ

・数ある「イージーリスニング」の楽団の中で一番人気は、ポール・モーリア・グランド・オーケストラでした。


・「恋は水色」「エーゲ海の真珠」「オリーブの首飾り」「涙のトッカータ」「蒼いノクターン」「サバの女王」「白い恋人たち」「ヘイ・ジュード」‥
ポール・モーリアは ポピュラー・ロック・フォークなどのジャンルを問わず、とても聞きやすく編曲する才能を持っていました。

 

♪「エーゲ海の真珠」が一番大好きな私です

私は、数ある彼の名編曲の中で、大ヒットした「エーゲ海の真珠」が一番大好きです。始まりは、ピアノで奏でられる気品が香るヨーロッパ調のメロディー。曲は徐々に盛り上がり、サビの部分は、フルオーケストラで飛ばして行きます。フルオーケストラの音が静まると、少し甘えた様な声のダニエル・リカーリの魅力的なスキャットが入ります。

 

♪「エーゲ海の真珠」のスキャットはダニエル・リカーリ

ダニエル・リカーリは、スキャットを芸術の域まで高めたと名歌手です。「エーゲ海の真珠」は、ポール・モーリアの素晴らしい編曲はもちろんですが、このダニエル・リカーリの聞く人を夢み心地にしてくれるスキャットで輝きを増し、大ヒットにつながったと思います。

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ポール・モーリアは ジャンルを問わず、心地良い編曲をする才能を持っていました。


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エーゲ海の真珠(3分57秒)
・「気品香るメロディー」「フルオーケストラの迫力」「ダニエル・リカーリのスキャット」。いつ聞いても感動する名編曲です。
・作曲:アウグスト・アルゲロ 編曲:ポール・モーリア 演奏:ポール・モーリア・グランド・オーケストラ