いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(遊び庭(アシビナー)(前川 守賢))■

◆サンシンをかき鳴らそう 心ゆくまで踊ろう(m056)◆

♪「毛遊びぬ夜や イソーサ肝どんどん(毛遊びの夜を思うと とてもドキドキしてくるよ)」。『遊び庭(アシビナー)』は、前川守賢(通称ゲンちゃん)の「かなさんどー」と並ぶ、大ヒット曲です。そして、この歌は、毎年、お盆の季節になると沖縄の町や村で、毎晩のように流れます。

♪「遊び庭に 皆寄て来ぅ 太鼓三絃 かたみて来ぅ(村の広場に 皆が集まってくる 太鼓や三絃を持ち 集まってくる)」。沖縄のお盆に欠かせないのが、沖縄の盆踊り「エイサー」です。「エイサー」では、三線(サンシン)の歌・伴奏に合わせて、男は太鼓、女は手踊りで踊りながら、お盆の供養に町中、村中をねり歩きます。「エイサー」の、盛上りレパートリーとして『遊び庭』は、ロングヒットしているのです。

♪「でぃー我ったー 島うた 三絃でぃきらち 舞うらなとぅぬがな(島唄を大声で歌おう サンシンをかき鳴らそう 心ゆくまで踊ろう)」。題名の『遊び庭』は、村の中央にある広場の事で、村の神事や行事を行う場所です。「神様や祖先様といっしょに遊ぶ」という意味から「アシビナー」という名前がついています。

 

・「毛遊び(もうあしび)」は、一日の労働を終えた若者達が「遊び庭」などに集まり、歌い踊る事です。太鼓や三線を伴奏に、島唄が高らかに歌われ、若い男女は夜の更けるのも忘れ、歌い踊ります。この「毛遊び」から、恋が生まれ、夫婦になるカップルも生まれました。

・「毛遊び」は、戦前の農村・漁村では盛んに行なわれました(風俗を乱すという理由で「禁止令」も出ました)。戦後は生活様式の変化もあり「毛遊び」は、行なわれなくなりました。

・今は「エイサー」の練習が、その役目を果たしています。「エイサー」は、テンポの遅い曲から始まり、最後はカチャーシー(「唐船ドーイ」など)で終わる、10曲ほどのメドレーです。もちろん曲ごとに太鼓の打ち方も、手踊りの仕方も変わります。若い男女は、お盆の何ヶ月も前から、先輩といっしょに、必死で太鼓と踊りを覚えます。いっしょに汗をかくうちに恋が生まれ、夫婦になるカップルも生まれます。

・実力派・伝統派の「エイサー」の発表会が「沖縄全島エイサー祭り」です。全島から選抜された「エイサー隊」が、那覇会場と沖縄市会場で、その素晴らしい踊りを披露します。その模様は、テレビでも放映され、島の芸能を大事にする沖縄の人達の気持ちが、ひしひしと伝わってきます。

・沖縄で生まれ育った子供達は、中学生になるまでに、エイサーを2回は踊ります。1回目は保育園・幼稚園の運動会、2回目は小学校高学年の運動会の時です。エイサーは、自分の生まれた島の芸能として、運動会の華として欠かせません。そして、その体験が青年エイサー隊となって、お盆に大活躍する事となります。

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◎ゲンちゃんのアルバム「カチャーチどんどん」です。


遊び庭 (前川守賢with金城安紀、他)

◎ゲンちゃんの「遊び庭(アシビナー)」(ライブ)です。


月ぬ美しゃ(ツクヌカイシャ)(三和の想い出)

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。