◆仲間といっしょに踊る楽しさ、喜びを歌った歌(m164)◆
◎収録アルバム しんかぬ達(歌 でいご娘):
♪『しんかぬ達(しんかぬチャー)』の歌詞<1>
人の情けは 南の島よ
我したふるさと 我した島 <ワしたふるさと ワしたシマ>
*ハヤシ*
しんかぬ達 踊やびら <しんかぬチャー ウドゥやびら>
ユイヤーサーサー ユイヤーサー
トゥルルンテン トゥルルンテン
トゥルルンテントゥン トゥルルンテン
しんかぬ達 踊やびら <しんかぬチャー ウドゥやびら>
♪「しんかぬ達 踊やびら」⇒「仲間の皆さん 踊りましょう」
・「しんか(臣下)とは「何かをいっしょにする仲間」の事です。、たとえば、沖縄の盆踊り「エイサー」をいっしょに踊る仲間を「エイサーシンカ」と呼びます。
・「しんかぬ達 踊やびら」は「仲間の皆さん 踊りましょう」となります。仲間といっしょに踊る楽しさ、喜びを歌った歌が『しんかぬ達』です。
♪『しんかぬ達』は、仲間といっしょにエイサーを踊る歌?
・「*ハヤシ*」の「トゥルルンテン」は、「口三線」と言われ、三線の音を口で表現したものです。
・このハヤシのせいもあり、私は『しんかぬ達』を初めて聞いた時から、エイサーのイメージが離れません。作詞の朝比呂志もエイサーをイメージして、作ったのではないかと考えています。下記の「でいご娘」版のYoutube音源も、私のイメージ、まさにエイサーアレンジとなっています。
♪『しんかぬ達(しんかぬチャー)』の歌詞<2>
色の黒さは 南の島よ
働き者の 腕自まん
唄も踊りも 南の島よ
我したふるさと あしび国 <ワしたふるさと あしびグニ>
♪『しんかぬ達』は、ヒットメーカー兄弟の作品
・『しんかぬ達』は、作詞:朝比呂志、作曲:普久原恒男 です。実は、この二人は兄弟で「沖縄新民謡の父」普久原朝喜の息子なのです。最近まで、私はこの事を知りませんでした。
・「ゆうなの花」「ヘイ!二才達(ニーセータ)」なども、このヒットメーカー兄弟の作品です。
♪「エイサーシンカ」と「七月エイサー待ちかんてぃ」
・りんけんバンドの「七月エイサー待ちかんてぃ」に「アメリカ戻いん、大和戻いん、皆揃てぃ、七月エイサー スリサーサー」の歌詞があります。
・お盆に、外国や本土で働く友達が集り「エイサーシンカ」となって踊る。お互いの頑張りと無事を祝いながら踊るエイサーは、言葉を超えた友情の輪です。まさに「しんかぬ達 踊やびら」ですね。
・しんかぬ達(しんかぬチャー)(3分24秒)
・でいご娘が、ノリノリの「エイサーアレンジ」で歌います。
・作詞:朝比呂志 作曲:普久原恒男 歌:でいご娘