いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(七月エイサー待ちかんてぃ(リンケンバンド))■

◆沖縄の保育園・小学校の運動会では、必ず「エイサー」を踊ります(m127)◆
◎収録アルバム: リッカ


♪『七月エイサー待ちかんてぃ』の歌詞
七月エイサー 待ちかんてぃ  <シチグワチエイサー マチカンティ>
ありんいゃーん 友達揃って  <アリンイャーン ドゥシスルティ>
島々 里々 はい廻らな    <シマジマ サトザト ハイミグラナ>

 

♪『七月エイサー待ちかんてぃ』の大意
七月のエイサーが待ち遠しい
アイツもお前もいっしょになって         
島じゅうを廻り歩こう


  
♪「七月エイサー」とは?

・「七月エイサー」(以下「エイサー」)とは、沖縄版盆踊りの事で、沖縄のお盆にはかかせない行事です。盆踊りと言っても、太鼓のまわりを円になって踊る本土の盆踊りとは、大きく形態が違います。

・若い男女の「エイサー」隊が、地域の家々をまわり、先祖供養のはなむけに庭先で踊るのが本来の形態です。

 

♪エイサー隊と演奏曲

・「エイサー」隊の先頭は大太鼓、次がパーランクー(手持ち太鼓)、その後に手踊り隊と続きます。地謡(じかた)の弾き歌う沖縄民謡に合わせて、太鼓を叩き、舞い踊ります。

・沖縄民謡は5曲~10曲程度のメドレーで、テンポの遅い曲から始まり、最後は「唐船(トウシン)ドーイ」などのテンポの速いカチャーシーで締めます。カチャーシーは、見物人も参加OKです。

 

♪「エイサー」は、沖縄から本土、そして世界へ広がる

・昔から「エイサー」が盛んな地域は、本島中部のコザ(沖縄市)でしたが、今では、全島レベルとなり「沖縄ふるさとエイサー祭り」「千人エイサー踊り隊」など、大きく発展しています。

・また本土にも「エイサー」隊ができ、いろいろなイベントで「エイサー」を披露しています。

 

♪必ず「エイサー」を踊る沖縄の子供達

・沖縄の保育園・小学校の運動会では、必ず「エイサー」を踊ります。この『七月エイサー待ちかんてぃ』は、最初の一曲によく使われます。

・「七月のエイサーが待ち遠しい」という歌詞といい、中位のテンポといい、手慣らしの一曲目には絶好な曲です。この「エイサー」体験をした子供達が大きくなり「エイサー」文化の素晴らしい担い手なってゆくと思います。

琉球風衣装がカッコいい「りんけんバンド」「バンジ」のジャケットです。


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・七月エイサー待ちかんてぃ~(2分20秒)
・沖縄の保育園・小学校の運動会の「エイサー」で、定番の1曲目です。
・作詞・作曲:照屋林賢 歌:りんけんバンド  踊り:小学生チーム