いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(秋の気配(オフコース))■

◆『秋の気配』は「港の見える丘公園」の歌(m160)◆

◎収録アルバム:「JUNKTION」 等 

♪『秋の気配』の歌詞<1>
あれがあなたの好きな場所
港が見下ろせるこだかい公園

 

♪『秋の気配』は「港の見える丘公園」の歌
『秋の気配』は、横浜港の「港の見える丘公園」を歌ったと言われています。幕末にフランス領事館があった「フランス山」の山道を、少々息をはずませて登って行くと「港の見える丘公園」が見えてきます。そんなに大きな公園ではありませんが、おしゃれなデートスポットとして人気があります。横浜出身の小田和正も、きっと彼女と来たと思われる素敵な公園です。

 

♪『秋の気配』の歌詞<2>
眼を閉じて 息を止めて
さかのぼる ほんのひととき

 

オフコースはジャズ・コードを使って作曲する
・中学の友達がオフコースのファンで「オフコースはジャズ・コードを使って作曲する」と言っていました。あの頃「戦争を知らない子供たち(1970年)」が、練習曲だったフォーク中学生には、ジャズのコードの押さえ方もわからず、只々驚き、オフコースを尊敬したものでした。

・『秋の気配』をギターで歌うようになり、上記歌詞の「さかのぼる」の緊張感のあるコードは「C#m7-5」だという事を知りました。『秋の気配』で「C#m7-5」を覚え、ジャズ・コードの入口の立った私でした。

 

♪『秋の気配』の歌詞<3>
たそがれは風を止めて
ちぎれた雲はまたひとつになる

 

小田和正の才能が光る歌詞
港の見える丘公園」のたそがれ時、別れの言葉を探す男。行き交う貨物船の上のちぎれた雲は、またひとつになる。二人出会った頃の楽しかった日々は遠ざかり、秋となり、別れの気配。『秋の気配』はよくできた歌詞ですが、この部分が私は一番好きで、小田和正の才能をとても感じます。

 

♪恋人と行きたい「港の見える丘公園
・「港の見える丘公園」は、いつもカップルでいっぱいです。若いカップルに混じって老夫婦のカップルも結構いるのですが、この年代の方々には平野愛子の「港の見える丘」の歌の方が有名かもしれません。

・私の「港の見える丘公園」でのデートは、結婚前に妻と行った時です。二人ともニコニコして写った写真が、今も残っています。

 

・「才能」と「ルックス」。若い頃のオフコースです。


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・秋の気配(3分49秒)
・いつ聞いても「切なさ」と「懐かしさ」が蘇る名曲です。
・作詞・作曲:小田和正 歌:オフコース