いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

◆「悪女」の大ヒット『誘惑』の好セールスの共通点は(m153)◆

◎収録アルバム:「Singles」等


♪『誘惑』の歌詞<1>
やさしそうな表情は 女たちの流行
崩れそうな強がりは 男たちの流行

 

♪「悪女」の大ヒット『誘惑』の好セールスの共通点はなんでしょうか?
二曲とも作詞・作曲が中島みゆき→「ピンポ~ン」ですが、もっと強力な正解は、編曲者が同じ「船山基紀」である事です。「船山基紀」は「アザミ嬢のララバイ」の編曲者でもあり、中島みゆきの名を世間に知らしめる立役者の一人だったのです。

 

♪「仮面舞踏会」「Romanticがとまらない」「勝手にしやがれ」等も編曲
船山基紀」は「仮面舞踏会(少年隊)」「Romanticがとまらない(C-C-B)」「勝手にしやがれ(沢田研二)」等の編曲を手がけ、大ヒットさせております。「船山基紀」の編曲能力は高く評価され、業界で引っ張りダコの状態です。

 

♪『誘惑』の歌詞<2>
あなた 鍵を置い 私 髪を解いて
さみしかった さみしかった
夢のつづきを 始めましょう

 

♪みゆき姉さんには珍しく、上ずって、アイドルっぽい
上記歌詞の「あなた」の部分が、上ずって聞こえる私です。そして、そこに昔の可愛い子ぶりっ子のアイドルを連想してしまう私です。たぶん、プロデューサーの方も気付いたと思いますが、ちょっとコケティッシュな『誘惑』効果を狙って、そのままにしたのかもしれません(?)。

 

♪「黙りあって」と「さみしかった」の呼応
『誘惑』は、アコースティック・ギターの音が心地良く響き、聞きやすい歌に仕上がっています。歌詞の「黙りあって」いたから「さみしかった」と、呼応するメロディー。私は「この歌詞の呼応が、この歌の魅力の一つとなりヒットにつながった」と、考えています。

・チョット色っぽくて、中島みゆきに誘惑されているみたいで、嬉しいジャケットですネ。


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・誘惑(3分44秒)
中島みゆきの歌唱とは違った魅力の「誘惑」です。しかし、宮苑晶子さん、美人だな~。
・作詞・作曲:中島みゆき 歌:宮苑晶子