いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(チョッチョイ子守唄(普久原恒男))■

◆「そけい とき」の「子を思う親の気持ち」と「小鳥を思う気持ち」(m149)◆

◎収録アルバム: 普久原恒男の世界 等


♪『チョッチョイ子守唄』の歌詞
福木ぬ所ゆてぃ 鳴ちゅるチョッチョイ
家ぬ後しぬ あがたはらーんじ 鳴ちくゃらにぃ 
我ったー産児小ん 泣ちゅしぃがチョッチョイ
    ~
汝や木ぬ枝暮らし 如何がすらてぇー 

 

♪『チョッチョイ子守唄』の大意
福木の所で 鳴いている小鳥さん
家の裏のずっと向こうの方で 鳴いてはくれませんか
愛し子が起きて泣いてしまうのよ 小鳥さん
    ~
お前は木の枝暮らし どうするのかねー 


♪チョッチョイとは
沖縄方言で(種類を問わず)「小鳥」の事です。古老の話によるとチョッチョイは、鳴き声が元になっているので、特定の鳥(スズメ、ウグイス、メジロ…)の名称になっている地域もあるとの事でした。

 

♪作詞「そけい とき」の「子を思う親の気持ち」と「小鳥を思う気持ち」
小鳥には「子供が起きるから、少し静かにしておくれ」。子供には「立派な大人になり、親孝行しておくれ」。小鳥を題材に「子を思う親の気持ち」を、やさしく歌っています。最後に「木の枝暮らしの小鳥さんはどうするのかねー」と「小鳥を思う気持ち」も歌っています。

 

♪歌っているのは、伊波 智恵子です
伊波 智恵子は、姉妹四人の民謡グループ「フォーシスターズ」一番下の妹です。女性姉妹の民謡は、沖縄民謡に新しい息吹を与えました。その後、伊波 智恵子はソロデビューをし、数々の「普久原メロディー」を歌っています。

 

♪作曲家、普久原恒男<2>作品
普久原恒男の作品の歌詞は、沖縄方言と大和口(標準語)の二つがあります。普久原恒男は、それぞれの歌詞の特徴を生かし、素晴らしい「普久原メロディー」をつけています。尚、()内はそれぞれの歌の作詞者です。

・主な沖縄方言の歌
遊び仲風(上原直彦)
丘の一本松(上原直彦)
肝がなさ節(とりみとり)
アンマー形見ぬ一番着物(浦崎芳子)
芋ぬ時代(浦崎芳子)
島々清しゃ(久米仁)

 

・主な大和口の歌

芭蕉布(吉川安一)
ゆうなの花(朝比呂志)
ヘイ!二才達(朝比呂志)
ふるさとの雨(吉川安一)
豊年音頭(そけいとき)
娘ジントーヨー(久米仁)

・伊波 智恵子は、姉妹四人の民謡グループ「フォーシスターズ」の一番下の妹です。


www.youtube.com

・チョッチョイ子守唄(4分38秒)
・伊波 智恵子は、数々の「普久原メロディー」を歌っています。
・作詞:そけいとき 作曲:普久原恒男 歌:伊波 智恵子