いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(夏の思い出(作詞:江間章子 作曲:中田喜直))■

中田喜直メロディーの傑作『夏の思い出』(m112)◆

 

♪「夏が来~れば 思い出す」
日本の梅雨があけ、セミの声が聞こえ出す頃、どこかのラジオ局で、一日一回はかかる名曲。日本人なら、曲の出だしを聞いただけでも、心が和む名曲。それが『夏の思い出』だと思います。

 

♪「はるかな尾~瀬 遠い空」
『夏の思い出』の風景は、水芭蕉が咲く夏の尾瀬です。作詞の江間章子さんは、終戦の2年後、NHKのラジオ番組「ラジオ歌謡」から「夢と希望のある歌をお願いします。」と依頼され、この歌詞を書きました。江間さんは、真っ白い水芭蕉の花に平和への願いを込めて、作詞されたのかと思われます。

 

中田喜直さんは、どこにでもいる普通のおじさんという感じでした

コンサートで見た中田喜直さんは、一見どこにでもいる普通のおじさんという感じでした。しかし、自作のピアノ曲を弾き始めると。顔は音楽家の形相に変わり、素晴らしいテクニック共に、その才能の程を見せつけられました。

 

♪『夏の思い出』「小さな秋見つけた」「雪のふる街を」…

・夏になれば『夏の思い出』、秋になれば「小さな秋見つけた」、冬になれば「雪のふる街を」…。
・日本の四季の変わりめに不死鳥のように蘇り、日本人の心の原風景を思い出させてくれる中田喜直メロディーは、これからも歌い継がれてゆくと思います。

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・水面を走る風も爽やかな夏の尾瀬です。


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・夏の思い出(3分26秒)
・「遊声」は、4つの大学合唱団から構成されたジョイント合唱団です。
・作詞:江間章子 作曲:中田喜直 歌:「遊声」合唱団