いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(髪(中島みゆき))■

◆髪は、女の命(m109)◆

 

♪「髪は、女の命」
丹念にブラッシングされて、夜光貝のような輝きを放つ女性の髪は、芸術品です。シャンプーやトリートメントのコマーシャルにも、目を見張ってしまいます。「髪は、女の命」。女性は、芸術品を身につけて生きているのですネ。

 

♪「長い髪が好きだと あなた昔だれかに話したでしょう」
『髪』の出だしです。「切ないですね~。」自分に直接言われた訳でもない「だれか」の話を真に受けて髪を伸ばし始める。そして、そして、腰までとどく。

 

♪「何年かかったのでしょう、腰にとどくまで」
男はのびる髪を見て、女の思いを垣間見たでしょうか?「切ってしまいますこの髪を」「今夜旅立つあなたに似せて 短く」歌は、結末を教えてくれます。

 

♪「大正時代の恋のような歌」
「秘めたる想いこそ純粋である」。無垢の想いを愛でる歌なのでしょうか。大正時代の恋のような、ディープな奥手の歌なのでしょうか。偏った美意識と、ウツツの間で 夜毎、長い髪を抱き、女は涙に暮れるだけなのでしょうか。『髪』は、不思議な歌ですネ。

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・「おかえりなさい」のジャケットです。素敵ですね。


www.youtube.com

・髪(4分14秒)
・可愛いだけでない柏原芳恵を感じさせる歌い方ですネ
・作詞・作曲:中島みゆき 歌:柏原芳恵