いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(イン・マイ・ライフ(ビートルズ))■

◆In my life I've loved them all(みんな 僕の人生で愛した人達だ)(m066)◆

♪「There are places I remember All my life though some have changed(忘れられない場所がある 昔の面影が 瞼に浮かぶ)」。ビートルズ11枚目のオリジナル・アルバム「ラバー・ソウル」(1965年)の、11曲目『イン・マイ・ライフ』です。ジョンの人生に対する姿勢や、恋人や友人への思いを、素直に歌い上げた素晴らしい曲です。歌で歌われている場所とは、故郷リバプールのペニー・レーンだと言われています。

♪「Some forever not for better Some have gone and some remain(良くも 悪くも永遠に変わらない 無くなっていても まだあったとしても)」。『イン・マイ・ライフ』には、具体的な人名や地名が出てきません。作詞を開始した当初は、想定する人名や地名が入っていましたが「知らない人のことを書いても、面白くないから省いてしまった」と、ジョンは語っています。曲は、ジョンがすべて書いたと思っていましたが「イントロ、曲の出だしはジョン」「曲の続きはポール」という説が、有力です。

♪「All these places have their moments With lovers and friends I still can recall(かってそこで同じ時を過ごした 恋人や友人)」。この曲は、メロディーに沿った、とても丁寧なコード付けがされています。ギターなど弾きながら歌うとよくわかるのですが、曲の頭「There are places I remember 」は「A⇒E⇒F#m⇒A7/G」ときて「D⇒Dm⇒A」とくる。この「A7/G」が「パスタに入れる塩」「日本そばの七味唐辛子」のような風味を、醸し出しています。A7/Gでは「コードはA7で、ベースはGを弾きます(オン・コード)」。

♪「Some are dead and some are living In my life I've loved them all(亡くなった人 元気でいる人 みんな 僕の人生で愛した人達だ)」。短調コードに変わる「All these places have their moments」は、1回目は「F#m⇒D⇒G⇒A」2回目は「F#m⇒B⇒Dm⇒A」です。「F#mで始まりAで終わる」2フレーズですが、真ん中の2つ「D⇒G」「B⇒Dm」は「塩鮭」が「スモーク・サーモン」に変わったようなメロディーに寄り沿った、素晴らしいコード付けだと思います。

♪そして間奏、ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティーンの弾くピアノ演奏は、この曲の魅力を倍増させています。その時『イン・マイ・ライフ』の歌と演奏は完成していましたが、間奏部分はカラオケ状態でした。ジョンは、ジョージ・マーティーンに「バッハみたいに弾いてくれ」と、お願いします。「バッハ」と言えば「対位法の大家」です。「対位法」とは「複数のメロディーを絡み合わせる作曲技法」です。ピアノで、右手のメロディーを左手で追っかける「フーガ」が特に有名です。

♪ジョージ・マーティーンは「対位法の間奏」は、作ったけれど「イン・マイ・ライフのテンポでは、演奏が難しい」と、判断しました。そこで「録音テープ倍速」「ピアノは1オクターブ下で弾く」で、録音しました。これを普通のテンポで再生すると、音程もテンポも『イン・マイ・ライフ』に、ピッタリはまりました。このピアノを聞いたジョンは、もちろん大喜びしたそうです。

In_My_Life

◎ジョージ・マーティーン企画の、ビートルズのカバーアルバム『イン・マイ・ライフ』です。


The Beatles - In My Life 日本語訳

◎日本語歌詞が嬉しい『イン・マイ・ライフ』です。


思い出モード人生

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。