いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(シェリーに口づけ(ミッシェル・ポルナレフ))■

◆独特のミラーグラス「フレンチ・ポップス」のトップ・スター(m059)◆

♪「Tout tout pour ma chrie, ma chrie」(すべてを、かわいい君に)

・男子シンクロナイズド・スイミングがテーマの映画「ウオーター・ボーイズ」でも使われていた、ミッシェル・ポルナレフの『シェリーに口づけ』(1969年)です。映画では、シンクロ演技のBGMとして使われていましたが、30年も前の曲とは思わせない程マッチしており、映画監督の選曲のセンスの良さが、光った映画でもありました。

♪クラッシクから「フレンチ・ポップス」のスターへ

ミッシェル・ポルナレフは「ノンノン人形」(1966年)でポップス界にデビューし、「愛の願い」(1966年)が、アンティーブ音楽祭において評論家賞を受賞して、フランス中の注目を浴びる事となります。子供の時からクラシック・ピアノを学び、回りから注目される程の腕前だったそうですが、ロックに感化されポップス界で、花開く事となりました。

♪『シェリーに口づけ』「哀しみの終わるとき」「愛の休日」「愛しのグローリア」

・日本でも『シェリーに口づけ』は「フレンチ・ポップス」と呼ばれ、大ヒットしました。その後「哀しみの終わるとき」(1971年)、「愛の休日」(1972年)、「愛しのグローリア」(1973年)などの、大ヒットが続き、彼は「フレンチ・ポップス」のトップ・スターとなりました。

♪従来の「シャンソン」と一線を画した「フレンチ・ポップス」

・フランスの歌は「シャンソン」と呼ばれ「枯葉」「愛の賛歌」「オー・シャンゼリゼ」「バラ色の人生」などが、代表曲ですが、ミッシェル・ポルナレフの歌は、従来の「シャンソン」と、一線を画しており「フレンチ・ポップス」と命名されています。私は「ミッシェル・ポルナレフの音楽は、独自の世界観があり、時代を越える普遍性を持っていた」と、考えています。
 
♪今でも、現役で歌い続けるミッシェル・ポルナレフ

ミッシェル・ポルナレフは、1944年7月3日生れなので、今年で75歳となります。フランスで成功した後、アメリカに渡り、全曲英語のアルバム「星空のステージ」(1975年)を発表したりもしました。今でも、現役で歌い続けて、2016年には9年振りにツアーも行なったそうです。

♪『シェリーに口づけ』は「フレンチ・ポップス」の定番曲

・名曲『シェリーに口づけ』は、彼の代表曲であると共に「フレンチ・ポップス」の定番曲となりました。「シャンソン」の名曲は、世代を超えて歌い続けらますが、この曲も「シャンソン」の名曲として、これからも人々に愛され、歌い続けられると思います。

Please Love me

ミッシェル・ポルナレフのデビューアルバム「愛と青春のトルバドゥール」です。


シェリーに口づけ/ミッシェル・ポルナレフ Tout Tout Pour Ma Chérie/Michel Polnareff

◎独特のミラーグラスをつけたジャケットのシェリーに口づけ」です。


ニーブイ カーブイ(とっても眠たいよ)

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。