◆振られた女が、雨の夜にヒッチハイク(m049)◆
♪「おじさん トラックに乗せて」
・アルバム「みんな去(い)ってしまった」の3曲目「トラックに乗せて」です。「振られた女が、雨の夜にヒッチハイク」。かなり、艶(なまめ)かしいストーリー展開を想像してしまうのは、私が男のせいでしょうネ。
♪「次の町まで いやでなければ 乗せていってよ 今夜は雨だよ」
・ト「イヤな雨だぜ。早くあがって熱いのをキューと‥‥あれ?あの女、びしょ濡れで‥、乗せろっ‥てか?」。
・女「おじさん、トラックに乗せてよ」。
・ト「何でこんな所で? びしょ濡れで‥‥?」。
♪「おじさん 口笛を吹いて おじさん 懐かしいのメロディー」
・女「いいから乗せてよ、次の町まででいいからさ」。
・ト「え!‥‥」。
・ト「まっいいか、乗れよ」。(土砂降り雨の中、サブちゃんの歌も高らかに、トラックは走り出した)
♪「歌に合わせりゃ 言わずにすむわ 諦めてきた あの人の名前」
・中島みゆきの5枚目のアルバム「親愛なる者へ」の2曲目「タクシー・ドライバー」の歌詞に、「タクシー・ドライバー 苦労人とみえて」が、あります。タクシー・ドライバーが、後ろで泣く女の気持ちを察し、天気予報や野球の話で、場を持たせるという歌です。
♪きっと苦労人、「トラックの運ちゃん」
・この歌の「トラックの運ちゃん」も、きっと苦労人だったのだと思います。びしょ濡れの女を乗せて、事情も聞かず、サブちゃんの歌も高らかに、次の町まで乗せていってあげたのですから。
♪「人情」が身に沁みるよ、「トラックの運ちゃん」
・身心が限界を超えて、痛めつけられている時の「人情」ほど、身に沁みるものはありません。助けてくれた人は以前、誰かに助けてもらったのかもしれません。この有難い「人情」を経験すると、誰か困っている人がいれば、できる事をしてあげようと思える様になります。 (実際にできるがどうかは、ケース・バイ・ケースですネ(ちょっと、情けないですが‥‥))
◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。