いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(安里屋ゆんた)■

◆チンダラカヌシャマヨ(m024)◆

♪「さー君は野中のいばらの花か サーユイユイ」。これは、沖縄民謡の代名詞ともなっている「安里屋ゆんた」の歌詞です。この曲の元歌は、竹富島(石垣島の隣の島)の八重山民謡でした。この元歌を「沖縄民謡を内地の人にもわかりやすく紹介したい」という日本コロンビアレコード会社の求めに応じて、作詞-星克,作曲-宮良長包が改作したのが、この曲です(1934年)。八重山民謡と区別するために「新安里屋ユンタ」と、呼ばれることもあります。

♪沖縄では、元歌(八重山民謡)もよく歌われます。元歌は琉球王朝時代、竹富島に赴任した役人が、絶世の美女「安里屋のくやま」に求婚するという内容です。「安里屋のくやま」は、気丈にも「結婚するなら島の男」と、求婚を撥ね退けました。「安里屋のくやま」の反骨精神もあり、八重山の庶民の間では「田植歌」などになって、歌い継がれました。

♪「暮れて帰ればやれほにひきとめる マタハーリヌ チンダラカヌシャマヨ」。「マタハーリヌ チンダラカヌシャマヨ」は、八重山方言(古語)で「また逢いましょう、美しき人よ」という意味だそうです。「新安里屋ユンタ」でも、この部分はそのまま使われました。沖縄戦で戦った兵士は「チンダラカヌシャマヨ」を「死んだら神さまよ」と
替え歌にして、歌ったそうです。

♪「さー嬉し恥かし 浮名を立てて サーユイユイ」。「安里屋ゆんた」も、歌詞が標準語なので、カラオケや沖縄の民謡酒場などでも、よく歌われます。三線の伴奏は「初級クラスの中」レベルなので、三線教室の練習曲にも使われます。私も、友人の結婚式の余興で、歌わせてもらいました。

♪注)八重山(地方)は、石垣島を中心とする八重山諸島をさします(石垣島地方と同じです)。八重山民謡は、八重山諸島全域で歌われている民謡です。八重山方言も同様です。

natukawa rimi

石垣島出身の「夏川りみ」さんです。


十七八節(じゅうしちはち ぶし) (沖縄本島民謡)

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。