いつも音楽といっしょ

音楽といっしょに成長した自分を振り返ります。

■いつも音楽といっしょ(ミッシェル(ビートルズ))■

◆「ポールは、巧みにフランス風の歌を作り、歌った」(m065)◆

♪「Michelle, ma belle」(ミッシェル 僕の恋人)

ビートルズ11枚目のオリジナル・アルバム「ラバー・ソウル」(1965年)の、7曲目『ミッシェル』です。カバーされるビートルズナンバーとして「イエスタディ」と、人気を二分する名曲です。

♪「These are words that go together well My Michelle」
(ほら とてもいい響きだろう 僕のミッシェル)

・曲名『ミッシェル』は、フランスの女の娘の名前です。イギリスの女の娘ならば「ミッチェル」と発音します。ビートルズが若い頃、フランスの文化に憧れ、フランス風の服装をしたり、歌を歌ったそうです。その時も「ポールは、巧みにフランス風の歌を作り、歌った」とジョンは、語っています。 

♪「Michelle, ma belle」(ミッシェル 僕の恋人)

・「ラバー・ソウル」作成中、それを思い出したジョンは「昔やった、フランス風の曲はどうだい?」で『ミッシェル』が、生まれました。メロディーだけでなく歌詞もという事で、友人の奥さんに英語歌詞のフランス語翻訳をお願いしたそうです。

♪「Sont les mots qui vont tres bien ensemble Tres bien ensemble」
(ほら とてもいい響きだろう 僕のミッシェル)

・フランス語部分は、1番の英語歌詞をフランス語に直したものですが「アンサンブル」「トレ・ヴィアン」などよく聞くと、聞いた事のあるフランス語が多いです。

♪「I love you, That's all I want to say」(愛してる 伝えたいのはこれだけ)

・『ミッシェル』イントロの半音進行は「クリシェ」という作曲技法です。「クリシェ」は、高・中・低音域の3パターンがあります。『ミッシェル』の場合は、中音域パターンです。メロディーの上に装飾的に流すのが、高音域パターンで、ベースが半音下降している場合は、低音域パターンです。ポールは、この「クリシェ」を曲の途中やエンディングで上手に使っています。

♪「Until I find a way I will say the only words I know that」 
(僕は この言葉を繰り返すよ ほかの方法が見つかるまで そして、君にわかってもらえるまで)

・『ミッシェル』では、デミニッシュ・コード(dim)の響き(短3度音程の重なり)を、そのままメロディーにしています("go together"の箇所)。デミニッシュ・コードは、便利なコードなので良く使われますが、メロディーその物のするのは、斬新なアイデアです(さすがポール)。

♪イントロ1:「クリシェ」の魅力

ギター1本でイントロの「クリシェ」を弾き「ミッシェル~」と歌い出すだけで、古い白黒フランス映画のような世界にだんだん惹き込まれて、溶け込む、そんな気分に浸らせてくれます。名曲は、その曲の1音目から名曲ですネ。

♪イントロ2:名曲はイントロの1発目でわかる

テレビで「イントロ・曲当てクイズ」という、イントロ1秒(それ以下)で、曲名を当てる番組がありました。「名曲はイントロの1発目でわかるから、名曲と言うのですね(本当か?)」。昔、私は「イントロ・曲当てクイズ」は得意中の得意でしたが「宇多田ヒカル」の頃から、正解率・不振となりました。

Michelle

◎『ミッシェル』EPレコードのジャケットです。


Michelle - The Beatles (LYRICS/LETRA) [Original] [w/Earphones]

『ミッシェル』プロモーション・ビデオです(フランスでの映像が楽しめます)。


エスケリ・スコ(どうもありがとう)

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。

 

■いつも音楽といっしょ(涙の乗車券(ビートルズ))■

◆『涙の乗車券』「この曲の3大魅力」(m064)◆

♪「「I think I'm gonna be sad I think it's today, yeah」
(きっと寂しくてたまらなくなるよ 今日からずっと)

ビートルズ10枚目のオリジナル・アルバム「ヘルプ!4人はアイドル」(1965年)の、7曲目『涙の乗車券』です。ジョンは、この曲について「ビートルズが初めて演奏したヘビーなサウンド」と、コメントしています。私は「この曲の3大魅力」と題して、分析してみたいと思います。

♪「「The girl that's driving me mad Is going away」
(僕を夢中にさせた君が 遠くに行ってしまうのだから)

・魅力1:ジョージのギターイントロ。『涙の乗車券』は、面白リズム(3連符風)のギターのイントロから乗り乗りです。このリフは、イントロだけでなく曲のバックでも鳴り続け、この曲の魅力を決定的にしています。

♪「She's got a ticket to ride But she don't care」
(僕を夢中にさせた君が 遠くに行ってしまうのだから)

・魅力2:リンゴの「フラム打ち」ドラム。イントロの途中から入るドラムの「フラム打ち」は、イントロのリズムと微妙にずれて、これもこの曲の魅力を決定的にしています。「フラム打ち」とは、両手のスティックを同時に打つのですが、左右を微妙にずらして打つ奏法です。

♪「「The girl that's driving me mad Is going away」
(君は乗車券を買った もう僕のことなんてどうでもいいんだね) 

・魅力3:ポールの7th和音のハモリ。歌詞の「The girl that's driving me mad 」で、ポールは、コードの7th和音でハモッています。「7th和音でハモるアイデア」が素晴らしく「しっかりした音程」でハモれているポールの声が魅力だと思います。

♪「どこか撮影で行きたい所はないか?」と監督に聞かれ…

映画「ヘルプ!4人はアイドル」の監督リチャード・レスターは、ビートルズに「どこか撮影で、行きたい所はないか?」と聞いたそうです。ビートルズは「スキーをやった事がないので雪山」と「南の島」と、答えたそうです。そこで生まれたのが、ビートルズの雪山でのスキーシーンと、バックで流れる『涙の乗車券』です。

♪スキー未経験者のビートルズを、いきなり頂上から滑らす

雪山に連れていった監督のリチャード・レスターは、スキー未経験者のビートルズを、いきなり頂上から滑らせたそうです。映画ではビートルズ4人が、派手に転ぶシーンも織り込まれています。「習うより慣れろ」ですが、1~2時間もすると4人とも、そこそこ滑れる様になったそうです。

Ticket to Ride

◎『涙の乗車券』のシングル・レコードのジャケットです。


The Beatles - Ticket To Ride

『涙の乗車券』プロモーション・ビデオです(口パクですが、映像も楽しめます)。


本当に、君だけを

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。

■いつも音楽といっしょ(ヘルプ(ビートルズ))■

◆「僕には助けが必要なんだ」ジョンの魂の叫び(m063)◆

♪「Help, I need somebody, Help, not just anybody」
(助けて!誰か 助けて!誰でもいいわけじゃないけど)

ビートルズ10枚目のオリジナル・アルバム「ヘルプ!4人はアイドル」(1965年)の、1曲目『ヘルプ!』です。この曲は、同名映画のタイトル・ナンバーでもありました。

♪「「Help you know I need someone, help」(僕には助けが必要なんだ 助けて!)

・『ヘルプ!』は、ビートルズが全世界ツアーの真っ最中に作成された、映画のタイトル・ナンバーでした。過熱した人気の為、ビートルズはどの国に行っても、ホテルに缶詰で過ごさなければなりませんでした。「僕は本気で、助けてくれって叫んでいたんだけれど、誰も気づいてくれなかった。ビートルスの何もかもが、わからなくなっていた」。ジョンは、この気持ちを『ヘルプ!』に、ぶっつけました。

♪「When I was younger, so much younger than today」
(昔、今より僕がずっと若かった頃)

・ジョンはまた「僕らは豚のように暴飲暴食し肥え太っていく、己自身に失望していて、助けを求めて、叫んでいたんだ。肥ったエルビス時代の様に」。晩年の「肥ったエルビス」(享年42歳)まで、引き合い出した、ジョンの魂の叫びです。

♪「I never needed anybody's help in any way」
(どんな時も、誰かに助けを求めたことなんてなかったのに)

・『ヘルプ!』は、ジョンのお気に入りでした。最初の『ヘルプ!』は、ボブ・ディランの影響を強く受けて、内面を吐露する、もっとスローな曲だったそうです。「売れ線の曲にする為に、陽気な曲にアレンジし直した。これが今でも悔やまれる」と、後年ジョンは語っています。

ボブ・ディランに初めて会った時に…

初めて会ったボブ・ディランに「君達の音楽には主張がない」と言われて、ショックを受けたジョンは、歌詞の中に自分を表現するようになったそうです。アルバム「ヘルプ!4人はアイドル」の3曲目「悲しみはぶっとばせ」は、そのボブ・ディランの影響がはっきりわかる曲です。

♪アルバム「ヘルプ!は、名曲揃い!

アルバム「ヘルプ!4人はアイドル」は『ヘルプ!』「アイ・ニード・ユー」「悲しみはぶっとばせ」「恋のアドバイス」「涙の乗車券」「夢の人」「イエスタディ」と、単独でもヒットする曲が、惜しみなく入っている名アルバムです。

♪映画「ヘルプ!」は、楽しかった青春の香りがします

映画「ヘルプ!4人はアイドル」も、何度見ても「ビートルスと過ごした楽しかった青春」の香りを思い出させてくれる、素晴らしい映画です。人生、くよくよする事は、たくさんあります。上記のジョンの悩みの様な事も、突然湧き上がったりします。そんな時に、私が聞くアルバムのベスト3に「ヘルプ!4人はアイドル」は、固定ポジションで入っています。

Help

◎『ヘルプ!』が入っている「ヘルプ!4人はアイドル」のジャケットです。


The Beatles - Help!

『ヘルプ!』プロモーション・ビデオです(口パクですが、映像も楽しめます)。


おやすみコークン

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。

■いつも音楽といっしょ(紫の炎(ディープ・パープル))■

◆ディープ・パープルのロックとクラシックの融合(m062)◆

♪「The sky is red, I don't understand」
(赤く染まった空、一体何なんだ)

・ディープ・パープル8枚目のアルバム「Burn(紫の炎)」(1974年)に、入っている『紫の炎』です。「ハイウェイ・スター」「ブラック・ナイト」「スモーク・オン・ザ・ウォーター」と来て、ディープ・パープルが登りつめた究極のハード・ロックが『紫の炎』ではないかと、私は思っております



♪「People are saying the woman is damned」
(みんな言ってる「あの女は呪われている」と)

・あの頃のハード・ロックの2大看板は「レッド・ツェッペリン」と「ディープ・パープル」でした。両者の、演奏技術と音楽性の高さは、若者のハートをガッチリ捉えるのに、魅力十分なハード・ロック・バンドでした。



♪「We were fools, we called her liar」
(俺らがバカだった、あの女を嘘つき呼ばわりしてた)

・私が、ディープ・パープルの音楽に惹かれる、理由の一つに「ロックとクラシックの融合」があります。実際、1969年には「ディープ・パープル・アンド・ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ」というキーボードのジョン・ロードが作曲した、協奏曲(独奏楽器とオーケストラの為の音楽)を、ロイヤル・フィルと共演したライブ・アルバムを発表しています。



♪「All I hear is "Burn!"」
(聴こえてくる声は「燃えてしまえ!」)

・メンバーの、ギターのリッチー・ブラックモアと、キーボードのジョン・ロードはクラシックの音楽教育を受けています。そして、二人はバッハを代表とするバロック音楽に、とても惹かれていたようです。

 

♪燃える様なギター・イントロ、豪華ツイン・ボーカル、バロック風オルガン…

・『紫の炎』は、リッチーの燃える様なギター・イントロに始まり、豪華ツイン・ボーカルで展開してゆく、魅力たっぷりのハード・ロックです。私の一押しは、ジョン・ロードのアドリブです。左手でオルガン、右手でシンセサイザーを弾き、バロック音楽のフーガ(メロディーの追いかけっこ)風のフレーズを、決めています。

 


♪リッチーはバッハが弾けるギタリスト

ライブで、リッチーは「バッハのガボット」のさわりを、弾いたりしています。ジョン・ロードは、バッハのフレーズや複雑な和音進行をアドリブに取り入れています。



ジョン・ロードとバッハ好き

メンバーによる曲作りの時、ジョン・ロードは、度々バッハのフレーズや複雑な和音進行を取り入れたアイデアを出しましたが、却下される事が多かったと、言っています。『紫の炎』のジョンのアドリブは、そのストレスを爆発させるかの様に、躍動的なオルガンでバロック音楽ハード・ロックに昇華していると、聞く度に、私は思い、毎回感動しています。

Burn

◎『紫の炎』が入っている「Burn(紫の炎)」のジャケットです。


ディープ・パープル  紫の炎

◎アルバム版(オリジナル)の『紫の炎』です。


ニービチでーびる(結婚式ですよ)

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。

■いつも音楽といっしょ(天国への階段(レッド・ツェッペリン))■

◆彼女は天国への階段を、買おうとしている(m061)◆

♪「There's a lady who's sure all that glitters is gold」
(光るものはすべて黄金だと、信じている女がいる)

レッド・ツェッペリンの4作目「Led Zeppelin IV」(1971年)に入っている『天国への階段』です。いきなり始まるフォークギターのイントロは、ロックの世界から、心を急激にクールダウンさせ、イギリスの古い民話の様な音世界に、ワープするようです。

♪「And she's buying a stairway to heaven」
(彼女は天国への階段を、買おうとしている)

・リコーダーの和音のからみは、何か神聖な気分も、醸し出してゆきます。そして、少しかすれ気味のロバート・プラントのボーカルは、「何かを、悟りきっている」様にも聞こえ、耳をそばだててしまいます。

♪「Sometimes all of our thoughts are misgiven」
(時に私たちの考えることすべてが、疑わしいこともある)

・「胸いっぱいの愛を」「ロックンロール」「ブラック・ドック」「移民の歌」など、ハードロックの最先鋒のレッド・ツェッペリンは、『天国への階段』で、今までとはまったく違った音世界を築き上げたと、世界中が驚きました。

♪「Ooh, it makes me wonder」(ああ どうしたことか)

・ジミー・ページは「静かに始まるロックを作りたい」という構想を、持っていました。完成した『天国への階段』は約8分、3部構成となり、フォークギター1本で始まった曲は、壮大なロックへ展開され、感動の覚めやらぬ内に終わります。

♪世界中のギター野郎が『天国への階段』の耳コピを始める

当時、中学生だった私は、今までにない感動とショックをまともにくらいました。そして、私を始め世界中のギター野郎は『天国への階段』の、耳コピを始めました。最初のAm(エーマイナー)のクリシェ(半音進行)は、何とかコピーできるのですが、その後が続かず、残念ながら断念してしまいました。

レッド・ツェッペリンを全部持っている女の子

高校時代のクラスメートで、レッド・ツェッペリンのアルバムを全部持っている、女の子がいました。ちゃっかり、レコードを借りてテープにコピーさせてもらい、感動しながら何度も聞かせてもらいました。

♪「ツェッペリンだ!ディープ・パープルだ!」と、音楽の話は尽きません

その娘とは、学校でも「ツェッペリンだ!ディープ・パープルだ!」と音楽の話は尽きません。メガネのハード・ロック好きのその娘は、ケバイような娘ではなく、普通の女子高生でした。しかし、今から思うと、ツェッペリンやディープ・パープルのレコードを全部持っている=金持ちの娘だったのかもしれません。

Led Zeppelin IV

◎『天国への階段』が入っている「Led Zeppelin IV」のジャケットです。


Led Zeppelin - Stairway To Heaven (Lyrics)

◎英語歌詞付きの『天国への階段』です。


懐かしい安らぎが(多良間島を想いながら)

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。

■いつも音楽といっしょ(10番街の殺人(ベンチャーズ))■

◆「ベンチャーズのカッコ良さはなんだろう」(m060)◆

ベンチャーズ、ダントツ人気の『10番街の殺人』

ベンチャーズの『10番街の殺人』。ベンチャーズの数あるヒット曲の中でも、ダントツの人気を誇る名曲です。日本でも高中正義が、ライブで演奏していますし、日本、たぶん世界中のオヤジバンドの、レパートリーに入っているのではないでしょうか

♪原曲は、ブロードウェイ・ミュージカル「On Your Toes」の挿入曲

『10番街の殺人』という題名から、実際に生々しい殺人事件があったのかと、思っていました。今回、ネットで調べてみたら原曲は、ブロードウェイ・ミュージカル「On Your Toes」の挿入曲という事がわかりました。

♪ミュージカル「On Your Toes」のストーリー

ミュージカル「On Your Toes」は、ダンサー達の浮気心が発端となり、相手の恋人同士を殺し合うという、修羅場のようなストーリーです。それならば『10番街の殺人』という曲が、準備された事も納得できます。

♪この原曲をエレキで演奏すると、一念発起のベンチャーズ

今回、原曲を聞くこともできましたが、1954年のミュージカル挿入曲ですから、ストリングスばりばりの、静かでゆっくりとしたテンポの曲でした。しかし(経緯はわかりませんが)ベンチャーズは、よくこの音から、エレキギターで演奏しようと一念発起したと、関心してしまいました。

♪テクニック抜群の実力派バンド、ベンチャーズ

ベンチャーズのカッコ良さはなんだろう」と思います。「サーフ・ギター・サウンドの元祖」「エレキ・ギターブームの火付け役」などと、言われますが。聞かせるギター、乗り乗りギター。曲がカッコよくて、テクニックも抜群の実力派バンドである事は、確かです。

♪日本中にあるベンチャーズコピーバンド

1959年から活動しているベンチャーズは、メンバー交代を繰り返しながら今も現役です。ベンチャーズも現役なら、オヤジ中心ですが「○○ベンチャーズ」というコピーバンド日本中にあり、現役で活動している事を見ても、ベンチャーズのカッコ良さは、永遠に続くようです。

♪中学生の我らもコピーバンド

私が、中学生の時に組んでいたバンドのリードギター担当が、通販で「エレキギターセット」を買いました。「聞いたことのないメーカーのエレキギター」「小型アンプ」「教則本」の三点セットで、お年玉を貯めれば、中学生でも買える価格でした。

♪最初は「ダイアモンド・ヘッド」「雨の御堂筋」から

我が中学生バンドが挑戦したのが『10番街の殺人』と、言いたい所ですが、「ダイアモンド・ヘッド」「雨の御堂筋」「東京ナイト」という初心者用レパートリーで「一応、曲になっている」程度のデキでした。

♪バンドはエレキギターの故障で休止状態に…

我がバンドは、体育館で演奏したり、転校した友人へ録音して送ったりと、活発な活動をしておりました。しかし、残念!エレキギターのペグ(絃を巻くネジ)が壊れ、演奏不能となり、バンドも休止状態となりました。

♪いつまでもベンチャーズは、手の届く所にいて欲しいバンド

ヴァン・ヘイレン」「リッチー・ブラックモア」「ジミー・ページ」等々、現在のロックのギターソロは、高度なテクニックが要求され、雲の上みたいな曲も多いです。しかし、ベンチャーズは、いつも手の届く所にあり、演奏を聞いても、真似しても、楽しませてくれるバンドとして、これからも現役でいてくれると思います。

Vencyase

◎日本大好きバンド・ベンチャーズベンチャーズ ポップス・イン・ジャパン・デラックス」です。


10番街の殺人/ベンチャーズ

ベンチャーズ・オリジナルサウンド「10番街の殺人」です。


やさしい男達のテーマ

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。

■いつも音楽といっしょ(シェリーに口づけ(ミッシェル・ポルナレフ))■

◆独特のミラーグラス「フレンチ・ポップス」のトップ・スター(m059)◆

♪「Tout tout pour ma chrie, ma chrie」(すべてを、かわいい君に)

・男子シンクロナイズド・スイミングがテーマの映画「ウオーター・ボーイズ」でも使われていた、ミッシェル・ポルナレフの『シェリーに口づけ』(1969年)です。映画では、シンクロ演技のBGMとして使われていましたが、30年も前の曲とは思わせない程マッチしており、映画監督の選曲のセンスの良さが、光った映画でもありました。

♪クラッシクから「フレンチ・ポップス」のスターへ

ミッシェル・ポルナレフは「ノンノン人形」(1966年)でポップス界にデビューし、「愛の願い」(1966年)が、アンティーブ音楽祭において評論家賞を受賞して、フランス中の注目を浴びる事となります。子供の時からクラシック・ピアノを学び、回りから注目される程の腕前だったそうですが、ロックに感化されポップス界で、花開く事となりました。

♪『シェリーに口づけ』「哀しみの終わるとき」「愛の休日」「愛しのグローリア」

・日本でも『シェリーに口づけ』は「フレンチ・ポップス」と呼ばれ、大ヒットしました。その後「哀しみの終わるとき」(1971年)、「愛の休日」(1972年)、「愛しのグローリア」(1973年)などの、大ヒットが続き、彼は「フレンチ・ポップス」のトップ・スターとなりました。

♪従来の「シャンソン」と一線を画した「フレンチ・ポップス」

・フランスの歌は「シャンソン」と呼ばれ「枯葉」「愛の賛歌」「オー・シャンゼリゼ」「バラ色の人生」などが、代表曲ですが、ミッシェル・ポルナレフの歌は、従来の「シャンソン」と、一線を画しており「フレンチ・ポップス」と命名されています。私は「ミッシェル・ポルナレフの音楽は、独自の世界観があり、時代を越える普遍性を持っていた」と、考えています。
 
♪今でも、現役で歌い続けるミッシェル・ポルナレフ

ミッシェル・ポルナレフは、1944年7月3日生れなので、今年で75歳となります。フランスで成功した後、アメリカに渡り、全曲英語のアルバム「星空のステージ」(1975年)を発表したりもしました。今でも、現役で歌い続けて、2016年には9年振りにツアーも行なったそうです。

♪『シェリーに口づけ』は「フレンチ・ポップス」の定番曲

・名曲『シェリーに口づけ』は、彼の代表曲であると共に「フレンチ・ポップス」の定番曲となりました。「シャンソン」の名曲は、世代を超えて歌い続けらますが、この曲も「シャンソン」の名曲として、これからも人々に愛され、歌い続けられると思います。

Please Love me

ミッシェル・ポルナレフのデビューアルバム「愛と青春のトルバドゥール」です。


シェリーに口づけ/ミッシェル・ポルナレフ Tout Tout Pour Ma Chérie/Michel Polnareff

◎独特のミラーグラスをつけたジャケットのシェリーに口づけ」です。


ニーブイ カーブイ(とっても眠たいよ)

◆私の「オリジナルソング」をアップしています。良かったら聞いてください。